2011年07月15日

エマソンの「偉人論」

エマソンは個人的に関心を持っている思想家です。
去年開催したセミナーの中でも、
フラワーエッセンスの世界観を理解するために、
彼の自然観の一端を紹介させていただきました。

そのエマソンの本を1冊、
この2日間の出張中に持って行きました。

エマソンの「偉人論」―天才たちの感化力で、人生が輝く。 (教養の大陸BOOKS) [単行本] / R.W.エマソン (著); 浅岡 夢二, 浅岡 夢二 (監修); 伊藤 淳 (翻訳); 幸福の科学出版 (刊)
『エマソンの「偉人論」』

エマソンがこの本でとりあげた偉人は、
ナポレオン、ゲーテ、シェークスピア、スウェーデンボルグ、プラトン。
(原著にはモンテーニュの章もありましたが、後に評価が変わったとか)
いずれも歴史に残る文化を生み出した、
その時代の時代精神ともいうべき大人物です。

その中で、意外にも面白かったのは、ナポレオンの章。
思想家・エマソンによる論評であれば、
プラトンやスウェーデンボルグが面白いだろうと思うところですが、
ナポレオンの章は特に、エピソードが豊富に紹介されていて、
その興味深い人物像が多面的に描かれています。

で、ちょっと印象に残ったのは、この一文。

 「ナポレオンは、普通の人たちのアイドルでした」(p.19)

ナポレオンは生まれながらの市民であり、
新興中産階級の代表で、彼らの理想の体現者だった、と。

ナポレオンというと、日本では戦史ばかりが語られますけれども、
当時の民衆がナポレオンをどのように見ていたかというのは、
歴史を知る上で大事な視点かもしれませんね。
posted by あず at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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